日本中にたくさん蔵元があって、山形だけでも47の蔵元があるんですね。
各蔵元から2本ずつ飲めばとりあえず100本に届くわけですが、美味しくないお酒は飲みたくない訳ですよ。
だって月に1本か2本しか買えないのですから。
CDのジャケ買い(時代が変わったなぁ)であれば、失敗しても中古屋に売るとかできますが、日本酒は空けたら最後、飲みきらねばならぬ。
どうやって選ぶか。
(1)日本酒好きの諸先輩方に聞いてみる
個人の好みはもちろんあるけれど、飲んだあと感想を述べればまた違ったものを推薦してくれる。ウチの場合は奥さんの実家に行くと、義父が一緒に飲むために買っておいてくださったりするので、その蔵元の別のものを飲んでみたりするわけです。飲みすぎて何飲んだか忘れることも少なくない。。。
2.酒屋さんのポップ
個人的に結構好きなのがこれです。大きめの酒屋をフラフラすると、お店によってはポップが出ていて、そのコメントにグラッとくることがあります。
今回の「羽前桜川」はポップがよかった。
〜雪深い小国(おぐに)の小さな酒蔵で、職人が丁寧に作り上げた一本〜
(写真はイメージです)
こんな風景が頭をよぎりました。
小国町は山形の中でも豪雪地帯。雪深い山奥で腕利の職人さんたちが一生懸命に造ったお酒。きっと旨いに違いない。
財布から出て行く千円札たちよ。君たちの旅立ちを、この一本で祝おうじゃないか。
そんな気分で買った羽前桜川。
これも美味しかった一本でした。
羽前桜川 本造り 野沢酒造店
甘み=最初の香りは甘い感じ
酸味=ほとんど感じなかった
旨み=さっぱり
辛み=喉越しいい感じに
苦味=甘い香りのあとに主張する
![]() 羽前 桜川 本醸造 本造り 1.8L
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